答えとは、
またこれを書くまでにそこそこの時間が経ってしまいました、、、時間の捻出がものすごく下手なのを実感しているのでやった事ない事をやるのは大事だなとすでに学びました。
前回の梅原の話にあった何年進行をやって、何年デスクをやって、(間に設定制作もあるかも)プロデューサーになれればいい感じのPになっていけるのかというお題ですが、全くわからないです笑
自分は、正確な所はわからないですが、制作進行の本数で言うと梅原の3分の1くらいではないかと思います。デスクは5作品くらいをやり、プロデューサーとしてやっている作品数は10本超えている感じです。
この経緯が良かったのか今がいい感じなのかというのはわからず、ただただひたすらに目の前の仕事とちょっと先の仕事の事を考えてやってきただけでした。なので、それがわかるのはこの先で未だ途中でしかない気がしていますし、わからないままかもしれません
とはいえ、大きな自信はなくても制作進行をやり、制作デスクとして作品をやる事で小さな自信をつけていったというか積み重ねていったのではないかというのは実感としてあります。
実際制作デスクとして、作品を回していければ、プロデューサーはやれるでしょと思っていました。が、実際は思ったより面倒な事ややり取りがあり、これはこれでしんどいなと思う事もありますが、制作進行→制作デスク→アニメーションプロデューサーの過程で大きく変われた事が個人的にあります。
微妙に言い辛いような話を躊躇なく出来る
という事です。
例えば、納期の話、お金の話、進捗状況の話、クオリティーの話などクリエーターやメーカー、TV局などそれぞれと話辛かったり、言い辛い事があったりするのですが、、、。
某作品で上がったコンテでやり切るには時間が無さ過ぎて、プロデューサーに相談して、コンテの内容を変更するように監督に言ってもらったという事がありました。自分でこれは流石に、厳しいとかこれは今の状況化では無理です!というのを直接言えなかったのです。
気まずくなるのが嫌だったのだと思います。
この時の事はもの凄く鮮明に覚えていて、何とも言えない悔しさや後ろ髪を引かれました。
以来それを意識して徐々に言い辛い事でもちゃんと自ら話し、話し合うようになっていきました。躊躇なく出来るようにと。
なので個人的には制作進行から制作デスクをやっている間に積み重ねていたのは、人脈や経験もそうですが、
何より「心の強度」ではないかと思いました。
心の強度と言ってみましたが、メンタルです。どっしり構えるとか。
色々な場面で言い辛い事ややりとりを経験して、作品を作りあげていって今に至っているというか。勿論辛い事ばかりではなく、楽しいと思えたからこそ続けているのですが。
ただ、どの人とも楽しい話も言い辛い話も作品作りにおいて必要な会話が出来るようになってからより、深く話が出来るようになったような気がしています。
とはいえ、今まで通りやれてきた事だけをやり続けていくだけで良いのか?という別の謎というか悩みにもぶち当たっています。
なので、どんな経緯でプロデューサーになっていけば良い感じになっていけるのかという梅原の謎には答えれず、これは自分にとっても大きな謎なのです。悩みです。
いつか答えが見つかる日が来れば良いなと、、、。
全然関係ないのですが、この神田松之丞さんという講談師の方の講談が凄くてハマっており、これを聞きながら書いていました。聞き入ってしまい、途中手は止まりましたが。。。Spotify使っている方はいくつか聞けるのとラジオも面白いので。
日々楽しめるものが何かしらあるのって、心の支えとして大事ですよね。。。
以上です。
福島
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