GWも、平成も、令和も。
久々に書いています。GWもそこそこ経ち、平成も終わり、令和が始まっていました。
梅原が新人の事を書いていましたが、「先輩の言うことを信じるな!」と。
これは自分も近い事を思っていて、「先輩や周りの人たちが言うことが全てではない」というのが自分の意見です。人が何かを話す時などは経験則での話になってしまうので、あくまでもその人の話でしかないと思うので、聞いた事や習った事を経験することで自分のやり方や自論が生まれるのではないかと思っていました。結局梅原が書いているのと同じような事ではあるのですが。
自分が新人で入った時は、アニメやアニメーターの知識もなく、作り方も全くわかっていなかったのでもうやってみるしかなかったです。入って2週間くらいでTVシリーズの「ぼくらの」という作品に参加しました。17話と24話に参加して、スタッフの方々や先輩の制作に色々と教えてもらい、リテイクという工程が全くわからず迷惑をかけながら、制作を経験させてもらいました。人生初めてのアニメーターの方のレイアウトを見たのが17話で作画監督やっていた佐々木美和さんという森田監督の紹介でジブリなどで仕事されていた方のあがりでした。初めてみた佐々木さんの上がりに感動したのは12年くらい経った今でも覚えています。
「ぼくらの」で出会った方々は色々な所で今活躍されており、その方々との仕事で経験した事が今の自分の一つの基準になっています。良い上がりや仕事を新人の時に見れたというのが非常に幸運な事だったなと。
Netflixにあるみたいなので、是非「ぼくらの」観て頂ければと!
自分が経験した良いなと思う現場や作品を作りたいと思い今に至り、GWも平成も令和もアニメ制作に携わっております。
福島
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